倉敷市立自然史博物館友の会の行事
第398回自然観察会「ミズアオイ観察会」
2012年9月16日(日)報告
◆ 日 時 :2012年9月16日(日)10時〜12時分
◆ 場 所 :倉敷市加須山
◆ 講 師 :榎本敬,片山久ほか
「ヌートリアに完敗です」
こんなメールがクラネットに流れました。そうです,岡山県下で唯一のミズアオイ自生 地ですが,毎年ジャンボタニシやヌートリアとの攻防が続いています。残念なことに今年は囲いの中のミズアオイは侵入したヌートリアにやられてしまいまし た。せめて花だけは見ていただけるように,榎本会長がミズアオイの咲いている株をお借りしてきてくださり,観察会が始まりました。
ミズアオイの株が全部なくなってしまった自生地の様子です。
ミズアオイについての歴史や花の説明など伺いました。
なるほど,花はこうなってるのか〜。
昆虫もしっかり見ます。むしむし探検隊の頼もしいフォローがあるのでありがた いです。
おお出た,名物・投網! 魚調べもあります。
種類ごとに並んでいるから見やすくて勉強になりますね。
ミズアオイ自生地では,ジャンボタニシもヌートリアも,その他動物も昆虫も魚も,全部ひっくるめて自然がいっぱいです。
今年ミズアオイが食べられてしまったのは残念ですが”これも自然”。だけど残っている種子から復活して,来年は攻防に勝って, たくさんの花が咲いてくれると良いですね。
(写真/文:小橋 理絵子)
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