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観察会開始1時間前。待ちきれない方が大勢来られています。
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開会30分前。温室エリア内のユウスゲを撮影するカメラマンのみなさん。この
日は曇りの一日でしたので,ユウスゲの開花も若干早めだったようです。
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観察会開始。まずはユウスゲによく似ているけど,昼間も咲いている,ホソバキ
スゲと昼咲きユウスゲ(ホソバキスゲとユウスゲの雑種)の解説から。ユウスゲと思って写真を撮影した方からは「え〜違うの?」との声。 |
湿地エリアに移動し,明るいうちに湿地の植物を観察します。咲き始めたヌマトラノオ,クサレダマ,チダケサシ,そして野生のものはほとんど見られなくなった,オグラセンノウ。木道に長蛇の列ができましたが,順番に観察してもらいました。 |
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お待ちかね,湿地エ
リアのユウスゲの観察。ちょうど最盛期で,数百の花が咲き乱れている様子を観察していただくことができました。
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花の美しさに憂いを忘れる草なので,「忘憂草=ワスレグサ」など,ユウ
スゲにまつわる様々な話を聞いて頂きながら,花の観察を楽しみました。
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段々と薄暗くなってくると,レモンイエローのユウスゲの花が一層,夕闇
に浮かび上がるようで印象的です。
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白ユウスゲの花を一人1〜2輪採集して,温室エリアに戻ります。さて,
何をしているのでしょう?
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ユウスゲの「しゃぶしゃぶ」をして試食してもらいました。香りとちょっ
と甘みがあって,上品な味わいとのことで,大変,好評でした。
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しゃぶしゃぶをしていると,だんだんと鍋のお湯がユウスゲ色になってき
ます。「なんだかもったいないので,何かに使えないかな?」との声も。
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しゃぶしゃぶを食べ終わった方は,温室のそとで,植物園のことなどにつ
いて,解説や質疑応答をしました。実はある花が咲くまでの時間稼ぎも兼ねています。
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咲くのを待っていたのは,温室の中に勝手に生えているカラスウリの花で
した。夕方から咲き始めるユウスゲとは違い,かなり暗くなってからでないと咲き始めません。
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カラスウリの花。花びらの部分がレース状になっている,繊細な花です。
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