倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第387回自然観察会「ナゴヤダルマガエル観察会14」
 2012年6月16日(土)

◆ 日 時 : 2012年6月16日(土)18時〜19時30分
◆ 場 所 : 倉敷市真備町辻田
◆ 講 師 : 伊藤邦夫


観察会のはじまり 観察会の様子
今日は人間にとってはあいにくの雨,でも水田からはカエルたちの元気な声が響いてきます。
まずは道路沿いの側溝での 観察です。車が多いので気をつけて。お目当てのナゴヤダルマガエルは見つかるかな?


ダルマガエル アマガエル
さっそく見つかったナゴヤダルマガエル。
トノサマ ガエルに似ていますが,背中線がない,背中のはん紋が円形,体はずんぐり,足が短いなどの違いがあるそうです。
背中になぜか黒いV字模様のある,奇妙なア マガエルも見つかりました。


観察会の様子 観察会のまとめ
次は草の茂る休耕田での観察を行いました。ナゴヤダルマガエルだけでなく,野ネズミを見つけた方もいたようです。
最後に集合場所でまとめをしました。県内のナゴヤダルマガエルの生息地は減少 しており,ここは一番個体数の多い場所とのことでした。



(写真/文:岡本泰典)

*日本爬虫両生類学会が提唱する標準和名に従い,今回から観察会の名称を変更しました。




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