倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第363回友の会自然観察会「重井薬用植物園」
 2011年6月19日報告

◆日時:2011年6月19日
◆観察場所:倉敷市浅原 重井薬用植物園
◆参加者:28名


初めて訪れた参加者が多かったため,自然保護に力を入れてきたこの植物園の成り立ちを聞いた後,園内を一周。見ごろの植物を中心に説明を受けました。
マルバコウツギとコウツギの見分け方を例に,植物観察のチェックポイントを教 わりました。



温室周辺から湿生植物エリアに移動して,引き続き様々な絶滅危惧植物や山野草を観察しました。
オグラセンノウ、サワ ギキョウ,クサレダマ,ゴウソ,サクラバハンノキ,ショウブ,カキラン・・・・熱心に目で追い,説明を聞く様子。


昼食後はヤチシャジンの移植体験でした。絶滅の恐れが高い 希少な植物ですが、立派に育った苗を全員が手にしました。
夏になってこの苗が花をつける様子も見たいものです。
みずみずしい緑の中で、残したい自然の姿にふれることができた観察会でした。



(写真/文:橋本 真由子)




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