倉敷市立自然史博物館友の会の行事



第338回自然観察会「第15回シダの世界」
 2010年7月4日報告

梅雨の季節・・・雨の予報が時折晴れ間ののぞくいい天気。
今回は初心に帰って身近なシダのあんなところやこんなところを勉強しちゃいました。


突然ですが,どれがシダかわかりますか?
今回講師を務めていただいた岡山大学の山下純先生。
オクマワラビはオシダ科に分類されます。


こちらはサイゴクベニシダで葉身の切れ込み を数えています。
カニクサの羽片基部は変わっている。
中軸から分岐する羽軸の先端は休止芽をつけるそうです。


龍ノ口グリーンシャワーの森公園に着きまし た。
新緑の緑が気持ちいい。
みなさんとても熱心に勉強しています。


表から見ても裏から見てもよく似ているリョウメンシダ。
本日の一品「コモチシダ」
残念ながら無性芽はできていませんでした。


ルーペでフモトシダのカップ状ソーラスの観察中。 まとめです。たくさんのシダが並びました。
 

今回の観察会では今までとは違う角度からシダを見ることが できて,また一段とシダが好きになりました。


(写真/文:片岡 法子)




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