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さぁ,スゲ観察会の始まりです。でも花が咲いているとつい目が行く。 |
「ああ、あそこにあるのが・・・。」
なんにもないような草はらですが。 |
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視線は花の方向ではない。 |
これはカサスゲの
「雌小穂」。「果胞」は「開出する」。
・・・難しげな用語です。 |
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こちらはアゼスゲ。「黒紫色の鱗片」。
なるほど違いますねー。 |
カサスゲには「匍匐枝」があるので,
掘ってみなければいけませんと,なるほど。
こちら岡大のスゲの先生,山下純さん。 |
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「なんか今日のお客様は変だわ。私に感心ないの?」 |
「これはちょっと難しいノゲヌカスゲ。」
今日だけは〈道端の草〉ではありませんぞ。
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ホレホレ・・・踏んでる!
これが大事な,アレなんだから。 |
本日の講師,岡山理科大教授 星野卓二先生 |
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「日本一のスゲの先生」のお話。ニシノホンモンジスゲ。よく聞いて,よくメモして…。 |
「何なんとおっしゃる?」「ほんとですかぁ」
「いやほんとでしょう」広島県のお三方。 |
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左端のお三方は?
「わたしゃー今日三つ覚えたさかい、もうええわ」
「そうじゃなー、もうムリムリ…。」 |
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オニスゲ |
ゴウソ ちょっとは分かりやすい2種の観察です |
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師曰く,「こんなん見向きもしませんね」
今日だけはちょっと不幸なトキソウ |
「あ,小さいトンボだ」と師の目の届かないところでは,けっこう人気でした。 |
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午後からは,こんなものを見ます。
双眼実体顕微鏡の使い方もまた難儀。 |
「よう見えるようにして。見るのは私が見るから」
講師助手の正木智美先生に甘えています。 |
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「こんなもん,わけなく見えるよ。片目で充分よ」。
呉からの脇本さん |
「キャー,センセに直接おせーてもらったー!」と元ギャル?
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