25回特別展 金銀銅の自然史



会期:
2016年7月16日(土)〜11月3日(木・祝)

特別展チラシ おもて面 / うら面

 

開催概要

世界遺産を含む世界・国内の金銀銅の鉱山から産した鉱石,岡山県内の金銅の鉱山からの鉱石を展示し,その自然界からの産出状態を紹介します。あわせて金銀銅の利用の歴史や貨幣についても紹介します。

会期2016年7月16日(土)〜11月3日(木・祝)



主な展示物

世界の金鉱石 世界最大の南アフリカ ウィットウォーターズランドの30億年前の金鉱床から産した金鉱石,ゴールドラッシュの舞台となったアメリカ カリフォルニア州の金鉱石など。

日本の金鉱石 国史跡の新潟県佐渡鉱山の金鉱石,日本最大の金鉱床である鹿児島県菱刈鉱山の金鉱石など。

世界の銀鉱石 世界最大の銀鉱床地域で世界遺産のメキシコ サカテカス地域・グアナファト地域から産した銀鉱石,近世の世界的な銀鉱床で世界遺産のボリビア ポトシ銀山の銀鉱石,中世〜近世にかけてヨーロッパの重要な産銀地であったドイツ−チェコ国境のエルツ山脈の銀鉱石など。

日本の銀鉱石 世界遺産の島根県石見銀山の銀鉱石,江戸時代に栄えた兵庫県生野鉱山や秋田県院内鉱山の銀鉱石。

世界の銅鉱石 世界最大の銅鉱床であるチリ チュキカマタ鉱山の銅鉱石,世界遺産のイギリス コーンウォール地域の銅鉱石など。

日本の銅鉱石 日本最大の銅鉱床だった愛媛県別子鉱山の銅鉱石,日本で最も古くから開発されて奈良の大仏などの銅を供給した山口県長登鉱山の銅鉱石。

岡山県の金鉱石と銅鉱石 和気町日笠鉱山の金鉱石,高梁市成羽町の吉岡鉱山の銅鉱石,倉敷市帯江鉱山の自然銅など

金銀銅の貨幣類 江戸時代の寛永通宝,明治時代の1円金貨幣・2円金貨幣,1円銀貨幣・50銭銀貨幣など


関連イベント

日時 テーマ 内容 時間 定員 申込期間
7月16日(土) 特別展示解説(1) 金銀銅の自然界における存在状態についてのお話 13時30分〜15時 50名 7月3日
〜15日
7月17日(日) 特別展示解説(2) 金銀銅と人とのかかわりについてのお話 13時30分〜15時 50名 7月3日
〜15日
8月7日(日) 黒鉱の話と
顕微鏡観察
日本の主な銀資源だった秋田県の黒鉱に
ついてのお話と,その鉱石の顕微鏡観察
午前の部
10時〜11時10分
午後の部
14時〜15時10分
午前の部・午後の部
各30名
7月24日
〜8月4日
8月14日(日) 別子銅山の話と
銅鉱石の顕微鏡観察
日本最大の銅鉱床であった秋田県の黒鉱に
ついてのお話と,その鉱石の顕微鏡観察
午前の部
10時〜11時30分
午後の部
14時〜15時30分
午前の部・午後の部
各30名
7月31日
〜8月11日
8月28日(日) 菱刈鉱山の話と
金鉱石の顕微鏡観察
日本最大の金鉱山である鹿児島県菱刈鉱山の
金鉱床のお話と,その金鉱石の顕微鏡観察
午前の部
10時〜11時30分
午後の部
14時〜15時30分
午前の部・午後の部
各30名
8月14日
〜25日
10月2日(日) 縄地鉱山の話と
金鉱石の顕微鏡観察
江戸時代に栄えた伊豆半島の縄地鉱山の
お話と,その金鉱石の顕微鏡観察
午前の部
10時〜11時10分
午後の部
14時〜15時10分
午前の部・午後の部
各30名
9月18日
〜29日

◆申込み:上表の申込期間の9〜17時に電話で倉敷市立自然史博物館へ(申込順に定員になり次第締め切り)。展示解説については観覧料要,その他は無料。
◆場所:いずれも倉敷市立自然史博物館地階講義室 ※小学生以下の方は当日,付添いの方同伴でご参加願います(付添いの方は申込人数には含みません)。


大好評につき,会期中急きょ追加イベント開催決定!
◎追加イベント
日時 テーマ 内容 時間
9月22日(木・祝) 金鉱石をさわってみよう(1) 日本最大の金鉱床の鹿児島県菱刈鉱山の鉱石にさわることができます。 13時30分〜15時
10月9日(日) 金鉱石をさわってみよう(2) 世界最大の金鉱床の南アフリカの鉱石(30億年前)にさわることができます。 13時30分〜15時

◆申込み:不要(入館者対象)
◆場所:いずれも倉敷市立自然史博物館3階特別展示室
◆備考:イベント時間内,随時担当学芸員が鉱石の質問を受け付け,解説をします。





☆開館日・観覧料などについては[ご利用案内]ページをご覧ください。


[特別展のページ] [自然史博物館のホームページ]