好色一代男の植物
 
好色一代男に登場する植物を一覧表にしました。
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出展箇所(例歌・例文・例巻など) 植物名 標準和名 科名 備考
巻一・巻五・巻六 サクラ類 バラ科
巻一 南天 ナンテン メギ科
巻一 なでしこ カワラナデシコ ナデシコ科
巻一 あやめ ショウブ サトイモ科 端午の節句の前日に軒に葺く.
巻一 シダレヤナギ ヤナギ科
巻一 しのべ竹 篠竹(スズタケ・アズマネザサなど) イネ科
巻一・巻二 ウメ バラ科 雪の梅で、世之介の成熟が期待される意のたとえ.
巻一 チガヤ・スゲ・ススキなど  
巻一 蘭麝(らんじゃ)     名香.蘭の花と麝香との香り.
巻一・巻二 ササ類 イネ科
巻一 タケ類 イネ科
巻一 しきみ シキミ シキミ科
巻一 赤根 アカネ アカネ科
巻一 雑木の類  
巻一 朝顔 アサガオ ヒルガオ科
巻一・巻七 ハギ類 マメ科
巻一 かしの木 アラカシ・シラカシなど ブナ科 三味線の棹の材(下品).
巻一 スギ スギ科
巻一 カヤ イチイ科 実を殻のまま焙焼にして食用にする.
巻二 なた豆 ナタマメ マメ科
巻二・巻四 栴檀・せんだん センダン センダン科 木枕の材.
巻二 小塩山の名木 サクラ類 バラ科 勝持寺の西行桜.
巻二 フジ マメ科
巻二 へうたん ヒョウタン ウリ科
巻二 海棠 ハナカイドウ・ミカイドウ バラ科
巻二 カキノキ カキノキ科
巻二・巻四 ススキ イネ科
巻二 スギ スギ科
巻二 海鹿藻 ヒジキモ  
巻二 呉竹 ハチク イネ科
巻二 すいかづら スイカズラ スイカズラ科
巻二 昼顔 ヒルガオ ヒルガオ科
巻二 沈香 ジンコウ ジンチョウゲ科 伽羅・真南加など、インドシナに産する香木.
巻二 オギ イネ科
巻二 山櫻 ヤマザクラ バラ科
巻二 ヒノキ ヒノキ科
巻三・巻四・巻八 タケ類 イネ科
巻三 さねかづら サネカズラ マツブサ科
巻三 ヨシ イネ科
巻三 榎の木 エノキ ニレ科
巻三 花柚 ハナユ ミカン科
巻三 牛房 ゴボウ キク科 山野に自生.
巻三 ヒイラギ モクセイ科
巻三・巻七・巻八 マツ類 マツ科
巻三 小豆 アズキ マメ科
巻三 穂蓼 ヤナギタデ タデ科 鮓・膾などに用いる.
巻三 サクラ類 バラ科
巻三 夕がほ ユウガオ ウリ科
巻四 木賊 トクサ トクサ科
巻四 アサ クワ科
巻四 シイ ブナ科
巻四 アワ イネ科
巻四 茄子 ナス ナス科
巻四 とげのある小木の総称  
巻四 クチナシ アカネ科
巻四 黄楊 ツゲ ツゲ科
巻四 里芋 サトイモ サトイモ科
巻四・巻八 唐がらし トウガラシ ナス科
巻四 カエデ類 カエデ科
巻四 紅葉 紅葉植物の総称  

 
出展箇所(例歌・例文・例巻など) 植物名 標準和名 科名 備考
巻四 こくたん コクタン カキノキ科 三味線の棹の材.
巻五・巻六 山の芋 ヤマノイモ ヤマノイモ科
巻五 厚割りの一木 ジンコウ ジンチョウゲ科 伽羅.
巻五 松風 マツ類 マツ科
巻五 榎木 エノキ ニレ科
巻五 もぐさ ヨモギ キク科
巻五 飛梅 ウメ バラ科
巻五 檎楜 リンゴ バラ科
巻五 笹草 ササ類 イネ科
巻六 蜜柑 ミカン ミカン科 紀州ミカン
巻六 ハス スイレン科
巻六 くるみ クルミ(オニグルミ?) クルミ科
巻六 セリ セリ科
巻六 西瓜 スイカ ウリ科
巻六 海藻凝 トコロテン  
巻六 伽羅 ジンコウ ジンチョウゲ科 沈香の最上の種類.
巻七 棕櫚 シュロ ヤシ科 筆に使用.
巻七 木綿(きわた)   パンヤ科
巻七 カブ アブラナ科
巻七 マクワウリ・キュウリ ウリ科
巻七 大角豆 ササゲ マメ科
巻七    
巻七 蘚苔類の総称  
巻七 真木 スギ・ヒノキの総称  
巻七・巻八 山椒 サンショウ ミカン科
巻七 アサ クワ科
巻七 松茸 マツタケ   担子菌類のきのこ.
巻八 ほうれんさう ホウレンソウ アカザ科
巻八 椎茸 シイタケ   担子菌類のきのこ.
巻八 クワ クワ科
巻八 やまのいも ヤマノイモ ヤマノイモ科
巻八 丁字 チョウジ フトモモ科 フトモモ科・油を使用.
巻八 ゑのこづち イノコズチ ヒユ科
巻八 綿實 ワタ アオイ科


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