倉敷の身近な自然シリーズ8

種松山の自然

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倉敷駅から南へ5キロほどいくと,なだらかな山並みが見えます。ここが種松山です。
ここではどんな生きものに出会えるのでしょう。
0:37 アカマツ
種松山を代表する樹木はアカマツ。松枯れや山火事で次第に少なくなってきています。
0:51 ネズ
アカマツに代わって,やせた土地に増えているネズ。
0:59 ザイフリボク
白い花がよく目立つザイフリボク。
1:10 ツクシハギ
秋にはツクシハギが日当たりの良い場所で花を咲かせます。
1:22 サギのコロニー・アオサギ
浦田地区の山林では,サギ類が集団で子育てをしていました。コサギ,ダイサギ,アオサギ,ゴイサギなど,様々な種類を見ることができます。
1:46 コサメビタキ
子育てを終えた様々な夏鳥は秋,南へ渡っていきます。渡りの途中に種松山で羽を休めるコサメビタキに出会いました。
1:55< オミナエシ
草刈りが適度に行われている場所では,オミナエシを見ることができます。
2:06 キキョウ
キキョウは秋の七草として,古くから親しまれていましたが,最近ではほとんど見る機会が無くなってしまいました。
2:16 カンタン
こちらは鳴く虫の女王と呼ばれるカンタンです。
2:27 ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタはお食事中です。
2:39 キリギリス
草むらでよく聞く鳴き声の持ち主は,キリギリスでした。
2:50 オオカマキリ・ヤマクダマキモドキ
こちらではオオカマキリが何か食べています。捕まってしまったのは,どうやらヤマクダマキモドキのようです。
3:06 ハンミョウ
色とりどりでとてもおしゃれな模様のハンミョウは,人の歩く先へ先へと飛ぶので,ミチオシエとも呼ばれます。
3:22 ナミアゲハ
花の蜜を求めて,チョウがやってきました。ナミアゲハです。
3:35< ホシホウジャク
ホシホウジャクは昼間活動するガです。花にとまらずに,空中で飛びながら蜜を吸います。
3:52 カキラン
初夏の湿地では,カキランの花を見ることがあります。
4:08 モウセンゴケ
こちらは,白い花を咲かせる食虫植物のモウセンゴケ。
4:20 トウカイコモウセンゴケ
種松山が分布の西の端になっているトウカイコモウセンゴケ。花はピンク色をしています。
4:35 サギソウ
夏の湿地を舞うサギソウの花。種松山にある湿生植物園でその姿を見ることができます。
4:52 キセルアザミ
秋の湿地に,花をうなだれて咲かせるキセルアザミ。
4:56 アマガエル
雨が降ったり,低気圧が近づくと賑やかに鳴くアマガエル。
5:08 アマガエルのオタマジャクシ
田植えの済んだ田んぼではアマガエルのオタマジャクシが大きく成長しています。
5:28 ニホンアカガエルのオタマジャクシ
こちらはニホンアカガエルのオタマジャクシです。


種松山は大小さまざまなため池が見られます。
5:40 サンショウモ
すっかり姿を見なくなったサンショウモ。種松山では一面,この水草におおわれるため池があります。
5:53 ヒシ
秋には菱形の実をつけるヒシ。


またため池は,たくさんのトンボの住みかとなっています。
6:10 ショウジョウトンボ
これはショウジョウトンボです。鮮やかな赤い色はオスの特徴です。
6:21 モノサシトンボ
こちらはモノサシトンボ。体のフシにある白い模様が,ものさしの目盛りのようです。
6:33 タカネトンボ
タカネトンボが羽を休めています。緑色に輝く体がきれいですね。
6:42 チョウトンボ
産卵しているトンボがいました。チョウトンボです。
6:52 シオカラトンボ
シオカラトンボは産卵を邪魔されないように,オスがそばで見守っています。
7:05 オニヤンマ
オニヤンマは体の大きさでは,トンボの王様です。


トンボをはじめとした,たくさんの昆虫や,動物・植物が見られる種松山。


倉敷市街地のすぐ近くにもこんなにたくさんの自然が残されています。
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終了




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