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級化層理 〔戻 る〕

水中で静 かに泥と砂が堆積するときは,粒度の大きい砂が先に沈み,粒度の小さい泥はやや遅れて沈むため,泥は先に堆積した砂の上を覆うように堆積します。 このように堆積物の粒度が異なる層 が形成されてできた構造を級化層理といいます。
また,風で飛ばされて堆積した泥や砂の層などにも級化層理が見られることがあります。

級化層理のでき方

水中で泥と砂が堆積するときの級化層理のでき方
上の過程が繰り返されると,下の図や写真のような泥(泥岩)と砂(砂岩)の 互い違いの地層(互層) ができる。

級化層理

砂岩と泥岩の互層