チャート

ケイ酸の殻 をもった 放散虫などのプランクトンの遺がいが堆積して固まってできた堆積岩の一種。褐色,赤色,灰色,緑色などのものがある。緻密で,主に石英からなり,硬く,ハンマーでは傷がつかない。目で見える化石は含まれないが,顕微鏡的な放散虫の化石を多く含むことが多い。昔は火打ち石として利用された。
変成岩の元のチャートは,平均水深3000〜4000mの大洋底(海洋プレート上)にゆっくりと放散虫の遺がいが積もってできたものである。それがプレートの動きで地下深部に沈み込んで結晶片岩などの広域変成岩になったり,花こう岩などのマグマの熱でホルンフェルスになったりする。



チャート(白っぽいもの)
右図の「放散虫の遺骸の堆積物(チャート)」





太平洋沖から日本周辺のプレートの境界の断面図と 広域変成岩の形成場


チャート(赤いもの)
右図の「放散虫の遺骸の堆積物(チャート)」
灰色のチャート
チャート(灰色のもの)
右図の「放散虫の遺骸の堆積物(チャート)」