講座「縄文人の知恵を学ぼう」

第1回 「縄文人の食生活を学ぼう」報告
2005年6月25日(土)14時〜16時30分
ライフパーク倉敷にて

縄文人の知恵を学ぼうの様子
岡山理科大学助教授の富岡直人先生の話はユーモアに富んでおり聞いてい て楽しい。
内容はすごく難しいのだが,なぜか理解できるから不思議である。
話は縄文人の知恵の中で釣り針を中心にして進められた。
釣り針ひとつから縄文人の生活様式まで推理できるのは,さすが「研究者」である。
熱心な受講者の顔もすばらしい。
縄文人の知恵を学ぼうの様子
第二部,倉敷埋蔵文化財センターの見学は貝塚からの遺物を前にして熱が 入る。
ご案内いただいた福本館長へ次々と質問が飛び出す。
興味津々の受講者からの質問は時として鋭い。
将来,このメンバーの中から優秀な自然人類学者や考古学者が出るかもしれない。

貝塚はゴミ捨て場ではない。
貝塚から出土した人骨を拝む。6000年もの昔,我々の祖先はどんな生活をしていたのだろうか。
食べ物は,着るものは,言葉は,住まいは・・・,興味は尽きない。



写真と文:稲若邦典