所蔵する蓄音機のご紹介
昭和44年10月、倉敷公民館が新築され3階に音楽図書室ができた際に、大原總一郎氏のご愛用されていた2台の蓄音機を、ご子息の謙一郎氏に寄贈いただきました。部品の生産中止・欠品等の理由で2007年9月まで故障しておりましたが、21世紀にも第1線で活躍されているSPレコード蓄音機技師の皆様のお力添えで、2008年5月、めでたく2台とも修復されました。部品の提供・修復に携わっていただいた皆様に、深く感謝いたします。
音楽図書室にお越しの際は、是非SPレコードをリクエストください。音楽概念を、《美しさ》とその価値を、じっくりとお考えいただけることと思います。ご利用は無料です。
(※お客様のご利用状況で、やむを得ず御遠慮いただくこともあります。ご了承ください。)
生産されていたのは1926〜7年の1年間。推定で世界に7000〜8000台。当時としては最高級のモデルで、日本においては家が一軒建つほどの高級品だった。豪快にして甘く鋭い往年のアメリカ・サウンド。スピーカー部はあくまでサウンドボックスの物理的振動を利用して発音。ターンテーブル部のみ電気で動く。
●チニー・2P
専門家でもその詳細は分かっていない。おそらく約100年程昔のものではないかと言われている。アメリカ生まれのヴィクトローラに対して、イギリス製特有の格調高い音質。現在の蓄音機界においては、ヴィクトローラよりも希少価値が高い。ぜんまい式。