渡辺 幽香(わたなべ ゆうこう)


1856(安政3)−1942(昭和17)
洋画家。東京都に生まれる。父の初代五姓田芳柳、兄の義松に洋画を学ぶ。1876年、洋画家の渡辺文三郎と結婚。1877年、第1回内国勧業博覧会に「人物図」「妙義嶽暁霧図」を出品して褒状を受ける。1884年頃から石版画、銅版画に興味を持ち、1886年、日本の風俗を描いた石版画集『寸陰漫稿』を出版。1887年、銅版画集『日本かがみ』を出版。1890年、第3回内国勧業博覧会に「柳翁肖像」を出品して褒状を受ける。1893年、シカゴ万国博覧会に「幼児図」を出品。



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