岡崎 和郎(おかざき かずお)


1930(昭和5)−
彫刻家。岡山市に生まれる。1955年、早稲田大学文学部芸術学科を卒業。早稲田大学文学部大学院在学中に、鉄の彫刻を始める。読売アンデパンダン展への出品を経て、1963年、西洋の物の見方を東洋の見地から補足する概念「御物補遺」を構想し、以来、制作理念として続く。電球や人形などの形を反転させたり変形する作品などを制作し、物と空間に対する新しい見方を示した。1967年、マルチプルの贈答用オブジェを制作するオカザキ・ギヴアウェイズを鈴木亘らの協力で発足。1971年、マルチプル−最初の10年間展(フィラデルフィア美術館)に選出される。1971年にはマルチプル作品を扱うサプリメント・ギャラリーを、1978年には自身の作品を発表するための岡崎和郎サプリメント・ギャラリーを開く。1977年頃、HISASHIシリーズに着手する。1994年、奈義町現代美術館(岡山県)に「HISASHI−補遺するもの」を制作。

岡崎 和郎 「HISASHI」
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