溜川ウォッチング    30年2月号

立春を過ぎ、寒さの峠をこえたように暖かな日差しが溜川の水面を照らしています。この日は水量がやや多く見受けられました。溜川は、船穂の水源から河口となる玉島港まで大半が平地を流れる高低差が少ない河川のため、河口部には水門が設けられていて、この日も岡山県が設置した排水機場から水が吐き出されていました。

波の穏やかな水面では、ハシビロガモのつがいが観察所の近くを横切って行きました。幅広い嘴がどことなくユーモラスですね。♂に比べ♀は地味な体色ですが、下の写真では風切羽の先の緑色が鮮やかに見えています。

オオバンも近くまでやってきました。クイの上にあがった個体の足を拡大した下の写真では、指の一本一本がひれ状に広がった「弁足」の様子がよくわかりますね。この日は、オオバンが116羽数えられて、ダントツの多さでした。

遠くの方に浮かんでいたオナガガモのつがいとコガモ。オナガガモは首を縮めていて、前から見たのでは何カモがよくわかりませんでした。横向きになると長い尾が見えて、やっとわかりました。

いつもすぐに潜ってしまうカンムリカイツブリも、結構長く浮かんでいてくれました。

日向では水温も8度まで上がっており、冬鳥達も帰っていくのが近づいているのでしょうね。観察できるのも、もうわずかの期間でしょうか。溜川ウォッチングは、毎週金曜日に行っています(双眼鏡の貸し出しは第三金曜日のみ)。関心のある方は、どうぞご参加ください。

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