骨格標本作り教室を開催しました

昨年度に引き続き、今年も骨格標本作り教室を開催しました。
骨格標本と聞くと、学校の理科室や博物館など、自分とは遠い存在だと感じる方が多いのではないかと思いますが、この講座では唐揚げなどでおなじみの、鶏の手羽先を使った骨格標本を作ります。

手羽先を見たことがないという人はほとんどいないと思いますが、食べる時その骨をよく観察したことがありますか?鶏なので、当然鳥に特徴的な骨格構造があります。また、その祖先は恐竜とも言われているので、恐竜にも通じる骨格構造があったりもします。

そんなびっくりするようなお話と共に、骨格標本の作り方を学んで、食べ物や生き物についてじっくり考えてみようというのがこの講座です。

まずは手羽先の唐揚げが参加者に配られ、その肉を取り除いていきます。

普段見ている手羽先も、改めて見てみると細かなパーツが集まってできたものだということがわかります。普段とは違った視点で手羽先を観察することに、参加者の皆さんは興味津々です。
あらかた肉を取り除いた手羽先の骨は、バラバラにならないよう煮出し用のパックに入れてお湯で煮込んでいきます。これにより肉を更に柔らかくして取り除きやすくし、また、骨に付着した脂分も取り除くことができます。

煮込み終わったら、今度はピンセットで慎重に肉を取り除き、骨だけの状態にします。
きれいになったら最後は入歯洗浄剤に浸して2週間程度おいて、骨に含まれるタンパク質を全て分解します。これにより骨は真っ白になり、何年たっても腐らない立派な骨格標本となります。

骨格標本の作り方が学べた満足感もさることながら、普段意識していないことに気づいたという驚きの方が大きかったのではないかと思います。普段何気なく食べて、何気なく捨てている手羽先の骨をじっくり観察することを通して、食べ物や生き物を大切にする心を持ってもらいたいと思っています。

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