STOP温暖化くらしきフォーラムを開催しました。

3月7日にSTOP温暖化くらしきフォーラムを開催しました。

今回は昨年の12月にパリで開かれたCOP21で「パリ協定」が採択されたことを受けて、「COP21後の温暖化対策」という題目でフォーラムを開催しました。

STOP温暖化くらしき実行委員会では、家庭や私たちの生活で生じる二酸化炭素を減らす取り組みについて、みなさんに知ってもらい、取り組んでもらうことを目的として活動しています。今回のフォーラムも、温暖化を食い止めるために私たちは何をすべきかをテーマとしています。

第1部は株式会社住環境計画研究所代表取締役会長の中上英俊氏による講演会です。

昨年末のCOP21で採択された「パリ協定」の意義やポイントと、その目標実現のために必要となる政策や私たちの行動などについてご講演いただきました。

パリ協定の大きなポイントとしては「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える」という長期的な削減目標が決められたこと、長期的な目標達成のために各国で定められた温室効果ガスの削減目標を5年ごとに見直すこと、発展途上国支援が盛り込まれたことなどがあげられるそうです。早く多くの国でこの協定が批准され、削減に向けた取り組みを進めていくことが求められています。

ではその削減目標の実現のために私たちは何をしなければならないのでしょうか。

まず取り組むべきなのは、いま無駄になっているエネルギーをなくすことだそうです。技術の進歩や企業の努力などにより、生産活動に使うエネルギーはこれまで着実に減ってきていますが、コンセントをつないでいるだけで消費する待機電力や誰もいないところで一日中ついている電気など、何も生まない無駄になっているエネルギーというのはこれまで全く減っていないそうです。この無駄な電力をなくすだけでも大きな省エネルギー効果がありそうです。無駄をなくすのは人の習慣を変える必要があるのでなかなか進みませんが、逆に一度変えてしまうとずっと継続できるものなので、まずは取り組みを始めることが大切ですね。

この話題に絡んでひとつお話があったのですが、日本の一日の電気使用量をグラフにすると、昼間の12時~13時ちょうどお昼ご飯の時間だけ電気の使用量が急激に減るそうです。これはなぜかというと、日本ではお昼ご飯の時間に職場の電気を消す習慣がありますが、その結果が表れているものだそうです。一人一人の小さな節電が日本全体で見ると非常に大きな節電効果を生むことを示すとても興味深いお話でした。

講演全体を通して感じたのが、地球温暖化はもう手を付けられないどうしようもない問題なのではなく、私たちが考え方や行動を変えることにより解決していける問題なのだということです。あきらめずまずは身近なことから始めていけば、お昼ご飯の節電のような大きな効果を生み出していけるのではないでしょうか。

そして、第2部は参加者の方々がいろいろなテーマで話し合う意見交換会です。初めて会う方がほとんどでしたが、自己紹介やそれぞれの思うことを話していくうちに徐々に打ち解けていったようでした。環境の取り組みを進めるうえで、大切なのは人とのつながりです。今回の意見交換会がそのつながり作りの一つのきっかけとなればと思っています。

STOP温暖化くらしき実行委員会では今回のようなフォーラムを含め様々なイベントを開催したり、学校や地域などへの出前授業なども行っています。もしご関心があればお気軽に環境学習センターまでご連絡ください。

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