昆虫標本づくり教室を開催しました。

8月3日(日)13時〜16時で、昆虫採集につづく「夏休み昆虫標本づくり教室」を開催しました。

前回の昆虫採集のときには真備美しい森で昆虫を採集しましたが、その他にも家の近所や近くの公園などで昆虫採集に励んでいた子もたくさんいました。

標本箱には、「どこで」「いつ」「誰が」採集したかが分かるように記載した紙と一緒に昆虫標本を入れるルールになっています。その昆虫の名前は入れても入れなくても構いません。

これは、たとえば100年や200年たつと、その場所は開発行為により森がなくなっていたりするかもしれません。逆にもっと自然豊かな場所になっているかもしれません。その場所自体は人工的にか、自然にかは分かりませんが変わっていくことがあります。ですが、昆虫を標本にしておくと100年後か200年後の現在に、過去にはこの場所にはこんな昆虫が棲んでいたということが分かります。

子どもが作ったものとはいえ、きちんと保管しておくことができれば、もしかしたら歴史的な価値を持つ昆虫標本として評価されるかもしれません。

といったようなことを含めて講師の越山先生から昆虫標本をつくる意義と、作り方の全体的なおはなしを最初にしてもらいました。

まずは自分の採集してきた昆虫をお披露目して、いよいよ昆虫標本づくりにとりかかります。

昆虫の種類によって、昆虫針を刺す位置は違います。また、体全体が見えるようにしておくことも必要なので、触覚や脚の形も整えていきます。

途中途中で先生が実際に作業をしてみせて、子どもたちも自分たちの昆虫標本づくりの参考にします。

そのまま標本箱に入れてもいいようなくらい整然と整理していた子もいました。

また、途中途中で、昆虫を同定する作業も行いました。昆虫の図鑑を見比べてみて、自分が採集した昆虫の名前を確認しました。ただ単に、「バッタ」ということが分かっても、実際にはバッタの種類は1万数千種もあります。ひとからげにまとめてしまうとそこで終わってしまいますが、名前がきちんと分かると親しみがわいたり、他のバッタとの違いが気になったりしてもっと興味を持てるようになると思います。

保護者の方は大変でしょうが、できるだけ子どもたちの「なぜ?」「なに?」に答えられるように頑張ってみてください。(困ったときには自然史博物館の名前を調べる講座がありますのでそっちに参加してください。)

 

昆虫標本づくりはここで完成ではなく、この後にきちんと乾燥させる作業が必要です。

2週間程度かけて乾燥させると完成となりますが、乾燥させた後も他の虫に食べられたりすることもあるので、防虫剤の交換などの手間は必要です。後半の作業をさぼったりすると、100年後には虫に食べられて何の形も残っていないというようなこともありますので十分注意してくださいね!

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